ブルーシール、大臣表彰 地域活性を評価知財功労


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 経済産業省と特許庁は11日、知的財産権制度の発展などに貢献した個人・企業を表彰する「2017年度知財功労賞」の受賞者を発表し、フォーモストブルーシール(浦添市、水田正明社長)が経済産業大臣表彰に選ばれた。沖縄県内企業の受賞は、昨年のオリオンビールに続いて2年連続。

 フォーモストブルーシールはブランド価値の育成を経営戦略の中心に据えており、地域で親しまれている「ブルーシール」の名称を強調したブランドマークのデザインを導入した。各種グッズの開発や製造、販売も行い、他企業とのコラボレーションにも取り組んできた。県産素材を生かした商品開発も行い、16年にオープンした「ブルーシール・アイスパーク」が地域活性化に役立っていることなどが評価された。

 知財功労賞の表彰式は4月18日の「発明の日」に東京都で行う。今年は経済産業大臣表彰に個人2人と企業など7者、特許庁長官表彰に個人5人と企業など4者が選ばれた。