86歳の新入生も かりゆし長寿校で入学式


この記事を書いた人 志良堂 仁
入学生代表あいさつをする岡田行雄さんと與座敏子さん=13日、那覇市の県総合福祉センター

 高齢者に学習の場を提供する県かりゆし長寿大学校(湧川昌秀学長)の2017年度入学式が13日、那覇市首里の県総合福祉センターで行われ、地域文化、健康福祉、生活環境の3学科に192人(男性72人、女性120人)が入学した。1・89倍の狭き門をくぐり抜け入学を果たした「新入生」らは、晴れやかな表情で入学許可を受けた。

 学生の平均年齢は69・6歳で、最高齢は男性86歳、女性80歳。1年間、沖縄の歴史や風習、資産管理などについて学ぶほか、陶芸や写真などのクラブ活動にも参加する。【琉球新報電子版】