サンゴ白化 対策提言へ 環境省、23日に緊急会議


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【東京】サンゴ礁の大規模な白化が深刻化し生態系への影響が懸念されていることを受け、環境省は23日に恩納村の沖縄科学技術大学院大学(OIST)で緊急対策会議を開催する。有識者や関係団体など約40人が知見を共有し、緊急提言を取りまとめる。比嘉奈津美環境政務官が13日、会見で発表した。

 環境省がサンゴの白化について関係者を集め同様の会議を開催するのは初めて。気候変動対策や赤土、汚染水といった陸域からの環境負担の軽減策など強化すべき取り組みや今後の行動について議論する。

 会議は23日午前10時からで、一般公開される。傍聴には事前申し込みが必要。申し込みはFAX03(5362)0121かEメールsango2017@omc.co.jp