沖縄島野菜、売り込め 「全国ソムリエ大会」に県内から3人


この記事を書いた人 Avatar photo 与那嶺 明彦
全国大会に臨む野菜ソムリエプロの(左から)齋藤珠美さん、比嘉幸子さん、堀基子さん=14日、那覇市の琉球新報社

 野菜ソムリエの日本一を決める「第6回野菜ソムリエアワード」(日本野菜ソムリエ協会主催)が15日に東京で開催される。大会には沖縄から野菜ソムリエ部門に堀基子さん(55)=浦添市=、野菜ソムリエコミュニティ部門に比嘉幸子さん(46)=与那原町、沖縄協同青果勤務=と齋藤珠美さん(46)=同、料理家=のペアが出場する。

 2月に福岡で開かれた九州大会では3人が優勝、県勢初の快挙となった。今回も活躍が期待される。

 大会では、野菜や果物の知識を身に付けた専門家として過去1年間に行った普及啓発活動について発表する。

 堀さんはコピーライターとしてのノウハウを活用し、乳がん予防に取り組む外科医とタイアップした生活情報誌への連載執筆などの取り組みが評価されている。

 比嘉さんと齋藤さんは沖縄固有の島野菜の魅力を広く紹介した。独自性の高い内容が高評価を得ている。

 昨年に続き2度目の全国出場の堀さんは「審査員や観客の心に響く発表にしたい」と抱負。比嘉さんと齋藤さんも「良い結果が出せるよう頑張りたい」と意気込んだ。