「沖縄、いつになったら平和に」 辺野古新基地建設 ゲート前の市民、歌で訴え


この記事を書いた人 松永 勝利
歌いながら新基地建設に反対する意思を示す市民=15日午前、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設工事で、15日午前9時、建設に反対する市民ら約90人が米軍キャンプ・シュワブゲート前に座り込んだ。スピーチや歌を通し抗議の意思を示し、うるま市から参加した新里昭栄さん(65)は、沖縄戦を生き延びた人たちの心を歌った沖縄民謡「艦砲ぬ喰ぇー残さー」などを三線で披露した。座り込んだ市民らは「辺野古新基地NO」と書かれたプラカードを揺らしながら手拍子でこたえ、新里さんは「沖縄はいつになったら平和になるのか」と訴えた。
 大浦湾では抗議船4隻、カヌー12艇が海上で抗議行動をした。【琉球新報電子版】

新基地建設に反対して座り込む市民=15日午前、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前