子育ての悩み語り合う おひさま日記カフェ


社会
この記事を書いた人 松永 勝利
日ごろの子育ての悩みなどについて情報交換する「おひさま日記 子育てカフェ」=17日午前、那覇市天久の琉球新報社

 琉球新報で連載中の「天才児ひなとかのんのおひさま日記」の著者・森山和泉さんを講師に招いた「おひさま日記子育てカフェ」が17日午前、那覇市天久の琉球新報社で開かれた。保護者ら11人が参加し、進学や就職など子どもの成長に応じて出てきた悩みなどを語り合った。
 「おひさま日記」は広範性発達障がいの双子の日常を描いた6コマ漫画。発達障がいの理解を深めようと、2011年11月にスタートし、今月13日で連載230回を迎えた。
 参加者は森山さんを囲んで互いの子育ての状況や悩みなどを語り合った。
 「学校でどう過ごしているのか見えないため不安」という声に対して、森山さんは学校行事に参加するたびに〝トップセールスマン〟に徹して、子どもたちの長所を学校側に伝えるようにした経験を語った。
 森山さんは「人は楽しい話を聞くと、また聞きたいと感じるでしょう。それを続けるうちに、学校からも子どもたちの様子を私に伝えてくれるようになりました」と語り、自ら学校とつながるよう努力することが、子どもたちの普段の過ごし方を知る機会にもなると語った。【琉球新報電子版】