「車通せば基地造られる」 排除の機動隊に市民訴え


この記事を書いた人 松永 勝利
雨の中、県警機動隊に排除される抗議行動中の市民ら=18日午前8時50分ごろ、名護市の米軍キャンプ・シュワブゲート前

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設問題で18日午前、米軍キャンプ・シュワブゲート前では雨の中、かっぱを着た市民ら約50人が座り込んで抗議の声を上げた。同8時50分ごろ、県警機動隊による市民の強制排除が始まり「権力の乱用だ」「これが県民の命を守ることなのか」「あなたたちがこの車を通すことが基地を造るんだ」などと声が飛び交った。排除終了後の9時すぎから約10分間で、砕石や資材を積んだトラックなどの工事車両22台がゲート内に入った。
 キャンプ・シュワブ沖合の海上では午前10時までに、護岸工事に向けて最初に着手する「K9護岸」と呼ばれる地点に近い浮具(フロート)周辺で、30分ほど何らかの作業をする様子が確認された。陸上部の同地点では資材を運び、クレーンで砂浜に置く様子が確認された。市民らによる海上での抗議行動は天候不良のため午前中は中止された。【琉球新報電子版】