「世界的な問題だ」 インドの平和運動家が辺野古訪問


この記事を書いた人 松永 勝利
座り込む市民と握手するニケツ・イラル氏=19日午前、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で19日午前、米軍キャンプ・シュワブゲート前では市民ら約300人が座り込み、抗議を続けた。インドの平和運動家・ニケツ・イラル氏もゲート前を訪れ、辺野古新基地建設について「世界的な問題だ。見て、感じたことを伝えようと思う」と話した。
 午前中はゲートへの工事車両の進入はなかった。取り付け道路の工事をしている浜ではクレーンやパワーショベルを使って鉄板などを敷く作業が続いた。市民らは抗議船4隻とカヌー13艇を出して海上で抗議行動を展開し「作業を止めなさい」と声を上げた。【琉球新報電子版】