“バナナ基金”57万円を3団体に 環境保護や食育を支援


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 那覇青果物卸商事業協同組合(名嘉重則理事長=写真左から3人目)は21日、バナナの売上金の一部を積み立てた「那覇青果社会貢献基金」の2016年度贈呈式を那覇市港町の同組合で開き、環境保護や食育に取り組む県内3団体に計57万円を贈った。

 助成先は、八重瀬町の自然環境の保全に取り組む八重瀬風景ネットワーク(山内平三郎会長)、沖縄の在来植物の保存・栽培を進めるNPO法人沖縄有用植物研究会(牧野洋二理事長)、食生活教育に力を入れる浦添市立牧港小学校(吉野淳校長)の3団体。

 名嘉理事長は「各団体の目的に沿った成果が上がることを期待している」と激励した。