202・195キロの過酷な戦いに幕 トライアスロン宮古島大会が終了


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レースの終了を告げ、夜空に舞い上がる花火 =23日午後8時40分ごろ、宮古島市陸上競技場

 【宮古島トライアスロン取材班】第33回全日本トライアスロン宮古島大会(宮古島市、琉球新報社主催)は23日午後8時半、制限時間終了を告げる花火が打ち上げられた。スイム3キロ、バイク157キロ、ラン42・195キロの計202・195キロの厳しい道のりを乗り越えてきた選手らが、制限時間直前までゴールの市陸上競技場を目指した。競技場では過酷なレースに参加した選手らをねぎらう声援が飛び交った。選手が奮闘する姿に涙を見せる人もいた。

 男子1位はキャメロン・ブラウン=ニュージーランド、2位はサイモン・ユン=ドイツ、3位はショーン・ワイリーマン=カナダ=だった。女子1位は鷲津奈緒美=神奈川、2位は酒井絵美=群馬、3位は一本松静香=東京=だった。
 当日は1552人(男子1362人、女子190人)が出場し、1263人(速報値)が完走した。完走率は81・3%だった。【琉球新報電子版】