【中国時報】犬や猫の食用禁止 違反者は虐待で処罰


社会
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 立法院(国会に相当)はこのほど、動物保護法の条文を修正し、猫や犬の肉を食べることや販売することを禁止し、違反者に対しては動物虐待で処罰することを定めた。

 この決定を受け、国際人道協会のケリー・オメアラ主任は、台湾の立法行動は犬肉の交易を終結させるための歴史的な一歩であり、中国大陸、インド、インドネシアなど犬肉を合法的に食べる国へのメッセージになると述べた。

 そして野蛮な犬肉の交易を終わらせることはアジアの潮流になりつつあり、一般庶民の長期的な利益にかなうとした。なお同協会が発行する新聞では、台湾をアジア最初の犬肉禁止の地としたが、香港は1950年に犬肉の消費を禁止している。

 また今回の改正で、飼い主がバイクに乗って、ペットを引っ張る行為も禁止された。