【中国時報】住宅購入、年収9・35倍 実際は93倍の声も


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 台湾内政部の営建署が17日発表した最新の統計資料によると、住宅購入価格は年収の9・35倍で、これまでで最も高い金額になったことが分かった。2016年第3四半期の住宅価格と可処分所得を基に算出した。

 しかしネットでは、これでは住宅購入の頭金ぐらいにしかならず、実際に家を買うにはその10倍の93・5倍が必要だといった声も上がった。また年収の9・35倍という数字の意味は台湾人が飲まず食わずで、9・35年かけて、ようやく購入できる家を表すとしている。

 地域別では台北市の住宅価格と年収の比率が15・47倍と最も高く、新北市が12・7倍で続く。

 台北の住宅は高止まりしており、それでもこうした数字で買える家などどこにもないという声も聞かれる。