業況DI22・6で8期連続プラス 中小企業家同友会1~3月


社会
この記事を書いた人 松永 勝利

 県中小企業家同友会は25日午前、1~3月期の県内景況調査結果を発表した。前年同期と比べて景気が「好転」と答えた企業の割合から「悪化」と答えた企業の割合を引いた業況判断指数(DI)は、全業種平均でプラス22・6と8期連続のプラスを記録した。「好転」超幅は前期(2016年10~12月)に比べ8・7ポイント拡大し、業種別でも全業種で改善した。
 一方、来期(4~6月)の見通しは、今期からほぼ横ばいのプラス22・5となり、プラスは続くものの改善の勢いは先行きの鈍さも見られた。
 今期の業況DIを業種別に見ると、情報産業がプラス31・6(前期比0・8ポイント増)と最も高く、製造業のプラス30・9(同14・9ポイント増)、建設業のプラス29・6(同13・0ポイント増)が続いた。
 経営上の問題点は「従業員の不足」(44・2%)、力点を置く取り組みは「新規受注(顧客)の確保」(54・2%)とする回答が最も多かった。【琉球新報電子版】