auショップ開店午前11時に 6月から1時間遅く 働き方改革で営業時間短縮


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
auショップで5月から着用する新かりゆしウエア=26日、那覇市の沖縄セルラー本社

 沖縄セルラー電話(那覇市、湯淺英雄社長)は26日、6月1日から県内auショップの営業開始時間を1時間遅らせ、午前11時開店に変更すると発表した。グループ全体の働き方改革の一環として、営業時間を短くすることで残業時間の削減につなげるなど、ショップ従業員の労働環境の改善を図る狙い。同社は「従業員のワークライフバランスの向上が、結果として接客品質の向上につながる」と変更の趣旨を利用客に周知していくとした。

 また、ショップ店員が5月から着用する夏服かりゆしウエアも、6年ぶりにデザインを刷新する。ひし形の図柄を基調に、チョウやかすり模様をあしらった。

 auショップの開店時間変更は、県内79店舗のうち65店舗で実施。店舗ごとの閉店時間に変更はない。

 本社で会見した北川孝之コンシューマー営業部長は「朝出勤と昼出勤があるが、夕方の混雑時対応のため早出の人は残業が前提になっている。営業時間を1時間減らすと勤務体系を一本化でき、時間外労働の削減やスタッフ全員が朝礼にそろう効果が期待できる」と説明した。