芸の道へ思い新たに 「若衆芸術祭」表彰式


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若衆芸術祭の県知事賞、若衆大賞、選考委員長賞の受賞者=28日、那覇市の県男女共同参画センターてぃるる

 第1回おきなわ伝統芸能「若衆芸術祭」(琉球新報社、沖縄芸能連盟主催)の表彰式が28日、那覇市の県男女共同参画センターてぃるるで催された。県知事賞、若衆大賞、選考委員長賞、若衆選奨に選ばれた児童生徒に賞状が手渡され、芸の道にまい進する思いを新たにしていた。

 同芸術祭は3月30日から4月1日まで浦添市の国立劇場おきなわで開かれた。

 舞踊の県知事賞を受賞した宮城流豊舞会(とよむかい)の仲地彩葉(いろは)さん(宜野座村立宜野座中2年)は「受賞の実感が湧いてきた。将来は観光の仕事をしながら舞踊を続け、沖縄を訪れる人々にも(芸能を)広めたい」と話した。

 玉城秀子沖縄芸能連盟会長は「緊張感があり、成長が感じられる舞台だった。皆さんが情熱を持ち続けられるよう応援したい」とあいさつした。

 5月2~8日(土曜、日曜休み)の午後5時40分ごろから、ラジオ沖縄の番組「アイランドトゥデイ」内「子ども会ラジオニュース」で県知事賞、若衆大賞の受賞者が紹介される。