【渡嘉敷】渡嘉敷村では4月の新年度を迎え、本格的な観光シーズンを迎えるとともに、国立沖縄青少年交流の家では学生らの研修が相次いで実施されている。
新入生宿泊研修などのため高校、大学、専門学校などの学生らが来島した。阿波連、渡嘉志久両ビーチではマリンレジャーを楽しむ観光客らが訪れてにぎわいを見せるなど、夏本番へ向け盛り上がりを見せている。
22日には海開きもあった。各宿泊施設、ビーチなどはこれから9月ごろまでにぎわいを見せる。
19日から2泊3日の日程で17回目の新1年生宿泊研修のため同村を訪れたのは沖縄尚学高校1年生ら約400人。青少年交流の家を利用し、高校での基本的な生活規則や学習方法などを習得したほか、クラス対抗バレーボール大会、キャンプファイア、自然、文化活動などを通して友情や絆を深めた。
上原詩織さん(15)は「学校でできないことが渡嘉敷島で体験できて新鮮で楽しかった。友達もいっぱいできて良い思い出づくりができた」と笑顔を見せた。
(米田英明通信員)