防災マップ入賞 沖縄県内8作品紹介 モノレール県庁前駅


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 「第13回小学生のぼうさい探検隊マップコンクール」(日本損害保険協会など主催)で入賞した沖縄県内8作品の展示会が4月30日まで、モノレール県庁前駅構内で開かれた。

 ぼうさい探検隊は、子どもたちがまちを歩きながら、危険な場所を見て回り、安全に過ごせるようマップにまとめる活動。県内からは「未来のまちづくり賞」に選ばれた糸満市立糸満南小学校の糸満南っ子ちゅらさん探検隊作成の「犯罪から皆を守る糸満地域安全マップ」と、久場川児童館「首里キッズ5」など佳作7作品が展示されている。

 日本損害保険協会沖縄支部の松代貴志事務局長は「子どもの気付きを大事にし、大人とは異なる目線で描いている。さらなる防災力の向上につなげたい」と話した。

 防災マップを見ていた仲西中の平山咲樹さん(13)と玉村里奈さん(同)は「写真もあって、小さな子が見てもすぐ分かるのでとてもいい。細かく調査していてすごい」と話した。