ゴーヤー運動でゴーヤー苗贈る 市内小中に3500鉢


社会
この記事を書いた人 志良堂 仁
ゴーヤーの苗を渡慶次克彦那覇市教育長に贈呈するわかば種苗店の代表取締役の照屋幸勇さん=7日、那覇市の新都心公園

 5月8日の「ゴーヤーの日」を前に、那覇市緑化センター主催の「ゴーヤー苗贈呈式」(後援・那覇市教育委員会、琉球新報社)が7日、那覇新都心公園で行われ、市内の小中学校に3500鉢の苗が贈呈された。那覇市教委が取り組んでいる児童生徒の夜遊びを防止する「Go家(ゴーヤー)」運動を推進するために、昨年5月8日から始まったイベントで、今年で2度目。

 ゴーヤー苗を毎年2000鉢市内の小中学校に贈呈しているわかば種苗店代表取締役照屋幸勇さん(58)は「親と子、先生にゴーヤーを育てることで接点を持ってほしい」と語った。

 贈呈式の後は先着500人にゴーヤーの苗が無料で贈呈された。苗を受け取った仲井間中学校1年の新垣頼我君(12)は「家の庭で育てておいしく食べたい」と笑顔を見せた。

 ゴーヤーの育て方などの講座も開かれ、フリーマーケットと開催とも重なり、約3000人が訪れた。【琉球新報電子版】