期限内の自動車税納付、最高に 16年度沖縄、84% コンビニやカード決済奏功


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 沖縄県はこのほど、2016年度自動車税の「期限内納付率」が過去最高の84・5%(件数ベース)になったと発表した。期限内納付率は近年上昇傾向にあり、県はコンビニエンスストアでの納付やクレジットカード払いの導入、広報活動の強化が要因だとしている。

 毎年5月31日の納付期限後に支払われた分を含む年度の決算ベースで見た「収入率」も過去最高の98・4%だった。以前は、収入率が全国最下位の状況が続いていたが、15年度は全国35位だった。

 期限内納付率は08年に70・7%。県によると、期限内納付率が高まることで、督促状の送付などに伴う手続きやコストが減るという。

 納付場所は11年には金融機関が16万4451件で、コンビニは9万6686件。16年には金融機関が14万7769件で、コンビニが12万7988件となった。13年に導入されたクレジットカード払いも16年には2万1982件あった。