名勝負に期待 春の全島闘牛大会始まる


この記事を書いた人 志良堂 仁
第107回春の全島闘牛大会開催に先立ちあいさつする幸地政和県闘牛組合連合会会長=14日午前11時35分、うるま市石川多目的ドーム

 【うるま】第107回春の全島闘牛大会(主催・県闘牛組合連合会、共催・琉球新報社)が14日正午から、うるま市多目的ドームで始まった。えりすぐりの闘牛同士の戦いに会場を埋め尽くした観客の期待が高まっている。取組は全13番で総勢26頭の強豪牛が激突する。入場料金は大人3千円(女性2千円)、中高生千円。小学生以下は無料。

 幸地政和県闘牛組合連合会会長は「優勝旗争奪戦では素晴らしい牛たちが挑戦する。勇猛果敢な名勝負が繰り広げられると思うので期待していただきたい」とあいさつした。
 重量級(体重制限なし)全島一決定戦では「伊良皆圧送大進撃」に5連勝無敗の「仲村(自)元帥」が挑戦する。中量級(体重970キロ以下)全島一決定戦ではタイトル防衛13回の「闘将ハヤテ」に若手の有望牛「辺土名牛(志)」が、軽量級(体重850キロ以下)全島一決定戦では「琉神一輝」に「古堅モータース迎撃號」が挑戦する。【琉球新報電子版】