社会

山城博治議長、6月国連で演説へ 長期勾留、表現の自由侵害訴える

「沖縄で表現の自由が侵害されていることを国連で訴えたい」と語る山城博治議長(中央)ら=16日、那覇市の県庁

 沖縄国際人権法研究会(島袋純、星野英一共同座長)と沖縄平和運動センターの山城博治議長が16日、沖縄県庁で記者会見を開き、6月中旬にスイスのジュネーブで開かれる国連の人権理事会で、山城さんがスピーチすることを発表した。山城さんが東村高江周辺で米軍基地建設の反対運動中に逮捕され、5カ月間にわたり長期勾留されていたことをはじめ、沖縄で表現の自由が侵害されていることを訴える。

 山城さんは「抗議という表現活動を形式的な法適用で規制することが、国際的な基準で許されるのか。日本で民主主義が圧殺されようとしている状況を、国際社会が注目している。国際法上も本来はあってはならないことが、沖縄で行われようとしている状況を訴えたい」と話した。

 6月の人権理事会で、昨年4月に来日した表現の自由に関する特別報告者デイビッド・ケイさんが日本に関する報告を出す。同研究会は報告に合わせて山城さんのスピーチに加え、ケイさんも登壇するシンポジウムを開いて沖縄の人権状況を発信する。

 沖縄国際人権法研究会はシンポジウム開催経費や旅費などの寄付を、インターネットのサイト・クラウドファンディング(資金調達)で募っている。URLは https://japangiving.jp/campaigns/5192
【琉球新報電子版】


英文へ→Yamashiro to address infringements on Okinawans’ rights at UN Human Rights Council in June