沖縄地方は梅雨前線が活発化し、16日午前0時から午後7時20分までに国頭村奥で205ミリ、うるま市で156・5ミリの大雨が降った。奥では、午前5時50分までの3時間雨量で107・5ミリと5月の観測史上最大だった。沖縄気象台は一時、沖縄本島全域に大雨・洪水警報を発表した。
宜野湾市の普天満宮では午後1時半ごろ、駐車場脇の樹齢約70年の大木が、風雨の影響で参拝者の車両2台の上に倒れた。北谷町の桑江公民館横のアパート建築工事現場では壁面が雨の影響で崩れた。けが人はいない。大雨の影響で各航空会社の発着便に欠航や遅延が相次いだ。