【東京】ボクシングのトリプル世界戦(20日、東京・有明コロシアム)の調印式と記者会見が18日、東京都内のホテルで行われ、世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトルマッチに挑む同級1位の比嘉大吾(21)=浦添市出身、宮古工高卒、白井・具志堅スポーツジム、12戦12勝(12KO)=と所属ジムの具志堅用高会長が出席した。比嘉は「対戦相手のチャンピオンは、足を使ったいいボクシングをしてくる。つかまえないとチャンピオンになれない。絶対に倒して勝ちたい」と力強くタイトル奪取を宣言した。
比嘉の挑戦を受ける同級王者のフアン・エルナンデス(30)=メキシコ=は、36戦34勝(25KO)2敗の経験豊富な選手。調印式にはトレーナー兼マネジャーで元WBC世界ミニマム級王者イサク・ブストス氏と出席した。会見では「全てを懸けてタイトルを防衛して勝利を持ち帰りたい」と試合に向け意気込んだ。(和田清首都圏通信員)