U15日本代表野澤、意気込む 「絶好のチャンス、自分試したい」


この記事を書いた人 Avatar photo 与那嶺 明彦
 野澤大志ブランドン選手

 サッカーFC琉球U-15所属のGK野澤大志ブランドン(14)=宜野湾中3年=は25日、宜野湾市役所に佐喜真淳市長を訪ね「U-15日本代表ウズベキスタン遠征」のメンバーに選出されたと報告した。野澤選手は「海外の人や同世代の人と、自分がどれだけできるか試す絶好のチャンスだ。ここでアピールし、今後の成長につなげたい」と意気込んだ。

 野澤選手は宜野湾市長田出身で小学生時代は長田ドラゴンFCに小3の途中から小6まで在籍していた宜野湾中に進学後、FC琉球U-15に移籍。FC琉球U-15の小寺一生監督は「身長のわりに、瞬発力もあり、サッカーに対する姿勢も真面目で常に勉強している」と評価する。

 日の丸を背負う野澤選手は「無失点で抑えたい」とした上で「緊張より、自分がどれだけできるか楽しみが大きい」と話した。将来の夢は「欧州リーグで活躍すること」と断言。「県民の皆さまの応援があればいいプレーができる」と応援を呼び掛けた。

 佐喜真市長は「思う存分活躍することが市民と県民の願い。世界で活躍する選手になってもらいたい」と激励した。

 野澤選手は身長189センチ、体重78キロ。靴のサイズは29・5センチ。尊敬する選手はセリエA・ユベントスのGKジャンルイジ・ブッフォンという。3人兄弟の真ん中で姉1人、妹1人がいる。【琉球新報電子版】