名護市南が2年連続9度目V やんばる駅伝伊平屋島大会


この記事を書いた人 松永 勝利
2時間26分30秒のトップでゴールテープを切り、ピースサインで喜びを表す名護市南アンカーの宮平淳二=27日午後4時57分ごろ、伊平屋村の友愛と健康の広場(新里圭蔵撮影)

 【伊平屋】北部12市町村と鹿児島県与論町、和泊町の計16チームが健脚を競い、27日に伊平屋村の「友愛と健康の広場」を発着する9区間42・195キロで開催された第27回やんばる駅伝競走伊平屋島大会(主催・同実行委員会、伊平屋村、琉球新報社)は名護市南が2時間26分30秒で2年連続9度目の栄冠を手にした。
 名護市南は1区はトップでたすきを渡したが、序盤は本部町が引っ張る展開だった。名護市南は中盤で再び先頭に出ると、最後までトップを譲らず、連覇を果たした。名護市南は4人が区間賞の走りだった。
 選手たちは、たすきをつなぎながら力走した。島内各地では住民が沿道で熱い声援を送り、白熱したレースが展開された。
 2位は今帰仁村で2時間33分5秒、3位は本部町の2時間33分10秒、4位は宜野座村の2時間36分2秒、5位は伊平屋村の2時間39分4秒だった。前回の大会から時間を一番短縮したチームに贈られる躍進賞は13位の名護市久志が獲得した。【琉球新報電子版】