新鮮野菜、卵も人気 久米島高ミニ即売会にぎわう


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地域住民が多数訪れ、にぎわった久米島高校のミニ即売会=12日、久米島町の同校

 【久米島】久米島高校(前三盛英明校長)で12日、同校の生徒らが栽培した農作物などのミニ即売会が開かれた。新鮮なタマネギや鶏卵などのほか、野菜・草花の苗、観葉植物の鉢植えなどが手頃な値段で販売された。開始前から保護者や地域住民らが訪れ、両手いっぱいに新鮮な野菜などを買い求めた。

 同校園芸科の1~3年生と分教室の生徒77人が学習活動で丹精込めて栽培、飼育した。一般の人に農業に関心と理解を深めてもらうことが目的。

 生徒を代表して、小野哲生さん(3年)は「ミニ即売会は、学習の成果を示す場であるとともに、接客の技術などの実践的な学びができる貴重な時間だ。地域の方々への感謝の気持ちを忘れずに、より良いミニ即売会にしよう」とあいさつした。

 ミニ即売会に足を運んだ高江洲恵衣子さん(32)は「夏野菜の種類が豊富で楽しめた。子どもたちの活動も見学できたし、来て良かった」と話した。(盛長容子通信員)