【浦添】浦添市は29日、市民栄誉賞審査委員会(委員長・野口広行副市長)を開き、世界ボクシング評議会(WBC)フライ級の新王者となった比嘉大吾選手=市出身=に市民栄誉賞を授与することを決めた。部長級15人が委員を務めており、出席者全員が賛成した。
6月9日に表彰式を市役所ロビーで開く。
松本哲治市長は「自分の可能性を信じて頑張れば、夢が実現できることを示した」とたたえた。
浦添市民栄誉賞は2011年に設けられた。比嘉選手の受賞は、昨年のリオデジャネイロパラリンピックでウィルチェアー(車いす)ラグビー日本代表として銅メダルを獲得した仲里進選手=市出身=に続いて2人目となる。