那覇市議選67人出馬予定 市政評価が争点に 来月9日投開票


この記事を書いた人 Avatar photo 瀬底 正志郎

 7月9日投開票の那覇市議選まで1カ月余りに迫った。5日時点で定数40議席に現職31人、新人31人、前職2人、元職3人の計67人が名乗りを上げている。2014年の城間幹子市長就任後初の市議選で、市政の評価が争点になる。

 67人の中で与党的立場は23人、野党的立場は15人。残り29人は市政への立場を「是々非々」などとしている。

 与党側は、共産が現職4人と新人3人を公認。社民が現職3人を公認し、現職1人を推薦した。社大が現職2人、民進が現職1人と前職1人を公認した。現在議席を持たない政治団体では、「命どぅ宝!琉球の自己決定権の会」が新人1人を公認した。

 野党では自民が現職4人と元職1人、新人7人を公認し、新人2人を推薦した。前回市長選で城間市長の対立候補を支援し、今回「是々非々」とする公明は現職7人を公認した。

 「是々非々」では、維新の会が新人2人を公認、1人を推薦。幸福実現党は新人1人を公認。政治団体からは、那覇のこころの会の新人1人、琉球独立党の新人1人が出馬予定。

 無所属では、市議会会派新風会の枠組みで出馬を予定する現職3人と新人2人のほか、別の新人2人が与党的立場を表明。元職1人は野党的立場を表明する。ほか17人は5日時点で「是々非々」か、態度を明らかにしていない。

 現職の知念博(市民クラブ)瀬長清(なはの翼無所属G)高良正幸(新風会)渡久地政作(新風会)の4氏は出馬しない。