沖縄大学と那覇市繁多川公民館が連携し、毎週水曜日午後に同大アネックス共創館で開いている「放課後こくば子ども教室」が、子どもたちの新たな居場所として活用されている。
学生が子どもたちの宿題をサポートしているほか、紙飛行機作りなどの昔遊びを楽しんだり、指導者を招いたフットサルや卓球で汗を流したり、笑顔が絶えない。
ヒラヤーチー作りにもこのほど挑戦した。真和志第五民生・児童委員が協力した。子どもたちは包丁の持ち方や食材の切り方などを学び、「粉はこのぐらいでいいと思う」などと作り方を教わった。同じ生地にニンジンやキャベツを加えてお好み焼きにも早変わり。昔ながらの家庭の味を味わった。
特大サイズのヒラヤーチーを作った上間小4年の仲地桃瑚さんは「ホットケーキを作る時よりも生地が柔らかい。家で作って、家族にも食べてもらいたい」と笑顔で話した。
(中川廣江通信員)