米軍着陸帯から赤土流出、海汚す 沖縄防衛局が地元に謝罪


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 沖縄本島北部で14日降り続いた大雨の影響で、東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場に建設中の新たなヘリコプター着陸帯のH地区から赤土が流出、東村高江沖合の海が濁った。沖縄防衛局は事実を認め、15日午前、東村と高江区を訪れ謝罪した。

建設中のヘリパッドH地区から流れたとみられる赤土で濁った海=14日夕、沖縄県東村高江(高江区民提供)

 沖縄防衛局によると、H地区着陸帯の資材置き場から約10立方メートルの土砂の流出を確認した。土砂流出を受け、ブルーシートで土砂を覆う措置をとっている。東村は沖縄防衛局の説明を受け「赤土流出対策を万全に取ってほしい」と求めた。【琉球新報電子版】