高校野球沖縄大会が全国トップ切り開幕 64校63チームが熱戦繰り広げる


この記事を書いた人 松永 勝利
力強く選手宣誓する北山高校の山城大空主将=17日午前9時17分、那覇市の沖縄セルラーパーク那覇

 第99回全国高校野球選手権沖縄大会が17日午前、那覇市の沖縄セルラーパーク那覇で開会式を行った。8月7日開幕の甲子園の出場49校を決める地方大会の全国のトップを切って開幕した。17日に予定していた全試合は雨のため翌日に順延した。1カ月にわたり甲子園出場の切符を懸けた熱戦を繰り広げる。
 大会には64校63チームが出場し、開会式では各チームの選手らが胸を張って入場行進した。
 選手を代表して北山の山城大空主将が「沖縄が本土に復帰して45年。どんな苦境にもめげず野球を続けてくれた多くの先輩方の思いを受け継いで、今、またここから、僕たちの暑い夏が始まります」「『フェアプレイ・フレンドシップ・ファイト』の精神で、高校野球最後の夏を力一杯戦い抜くことをここに誓います」と感謝を胸に力強く宣誓した。【琉球新報電子版】

入場行進し整列する高校球児ら=17日午前9時1分、那覇市の沖縄セルラーパーク那覇