社会医療法人友愛会 豊見城中央病院 医療機関トップインタビュー[PR]


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沖縄南部の医療拠点として
社会医療法人友愛会 豊見城中央病院
新垣 晃 院長

新垣 晃 院長

―病院のご紹介をお願いします。

 地域医療支援病院として地域住民だけではなく、開業医の先生方にも信用される病院を目指し、お互いに補完しながら地域の健康づくりに邁進しています。

―高度な医療を提供されています。

 高度急性期病院として心臓血管外科、脳神経外科の充実に力を入れています。両科ともに県内有数の手術件数を誇り、提供する治療の質においては全国トップクラスと自負しています。心臓血管外科は患者さんにとって侵襲の少ない心拍動下冠動脈バイパス術や、低侵襲冠動脈バイパス術を得意としています。脳神経外科では痛みが少なく患者さんへの負担も少ない脳血管内治療に力を入れています。

 両科以外にも腎移植件数は年間28件で県内最多、整形外科での人工膝関節手術は年間約500件で県内トップはもちろん日本全国でも第5位の実績です。消化器内科では食道がん治療後の食道狭窄(きょうさく)に対して世界初となる細胞シート再生医療研究を開始しました。

 現在ベッド数378床に対し、医師138人、看護師500人が従事しています。これは100床あたりの人数で県内トップです。

 また当院では、専門的な看護人材の育成にも力を入れており、感染管理、がん化学療法、摂食・嚥下等の13人の認定看護師が活躍しています。これらの人材に加え、薬剤師、理学療法士なども含めた全ての医師、看護師、コメディカルが一丸となってチーム医療に取り組んでおり、手厚い人員配置を心がけています。
 

豊見城市与根に建設予定の新病院イメージ図

―病院移転を計画されていますね。

 同じ豊見城市内の与根地区に新病院を建設して移転することを計画しています。現在の計画では平成31年から平成32年の間に新病院での診療を開始できる予定です。

 新病院ではがん治療センターや救急救命センター、ヘリポートを併設して、より高度な先進医療を提供して沖縄本島南部の医療拠点として地域の皆様に貢献できるよう準備を進めています。

―沖縄の長寿社会への提言を。

 沖縄県総人口の約半数は当院の所在する南部医療圏が占め、今後も人口の増加が見込まれています。これに比例して、地域の中核的病院である当院の役割は、さらに重要なものになってくると考えています。幸いにも当法人は、豊見城中央病院と南部病院の二つの医療機関があるため、それぞれの病院で患者さんに提供する機能を分担し、かつ地域の開業医の先生方ともしっかり連携を図りながら地域医療に貢献していきたいと考えています。

 

社会医療法人友愛会 豊見城中央病院

住所

〒901-0243 沖縄県豊見城市字上田25番地

TEL

098-850-3811(代表)

受付時間

午前:7時30分~11時
午後:13時~15時30分
※土曜日は休診(歯科を除く)

診療時間

午前 8時30分~(歯科:9時~)
午後 14時~(歯科:14時~)

休診日

土曜日:午後(歯科を除く)
日曜・祝祭日