「批判なき政治目指す」に批判 今井絵理子氏投稿 都議選、「慰霊の日」には触れず


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「批判なき政治」とのつぶやく今井氏のツイート画面

 沖縄県出身で女性ボーカルグループ「SPEED」メンバーの今井絵理子自民党参院議員(比例)が、沖縄の「慰霊の日」の23日に短文投稿サイト「ツイッター」に「『批判なき選挙、批判なき政治』を目指し」などと書き込み、異論が相次いでいる。

 23日は東京都議選が告示され、今井氏は「『批判なき選挙、批判なき政治』を目指して、子どもたちに堂々と胸を張って見せられるような選挙応援します」と投稿した。直後から「批判なき」の部分に対して「政治は意見の相違と相互批判でよりよいものになる」「独裁目指すのか」などの意見が相次いだ。

 23日が「慰霊の日」だったことに対し「それに一言も言及なし?」「沖縄県民として寂しい」「慰霊の日は勉強していないのか」などのコメントも寄せられた。今井氏は23日、都議選に立候補した自民党公認候補の応援のため都内で街頭演説をした。

 今井氏のツイッターには24日午後10時までに、700件を超えるリツイートがされている。