米軍基地を抱える国や地域の女性らでつくる「軍事主義を許さない国際女性ネットワーク会議in Okinawa2017」の公開フォーラム「軍事主義に抗し、持続可能な未来を!」が25日、那覇市国場の沖縄大学で開かれた。韓国やグアムなど六つの国と地域の女性が登壇し、「男性中心、軍事中心の考え方では平和は実現できない」などと訴えた。
米軍再編に伴って、沖縄の海兵隊が移転する計画のグアムからは「平和と正義のためのグアハン連合」のサビーナ・ペレーズさんが報告し「実弾演習場が造られる地域は野生動物保護区の一部。年間670万発の砲銃弾が使われ、環境が破壊される恐れがある」などと指摘した。
国際会議は今回で9回目で、この日のフォーラムには約150人が参加した。【琉球新報電子版】