まさひろ酒造がジン発売へ 沖縄素材で爽やか


この記事を書いた人 平良 正
まさひろオキナワジンを販売する、まさひろ酒造の東政芳さん(左)と新垣喜彦さん=6日、琉球新報社

 まさひろ酒造(沖縄県糸満市)は、沖縄初のクラフトジン「まさひろオキナワジン」を27日に発売する。泡盛製造で培った蒸留技術を生かし、シークヮーサーなど6種類のボタニカル(香味植物)を合わせた。27日から泡盛まさひろギャラリーと沖縄の産業まつりなどで先行販売する。

 「まさひろオキナワジン」は、ジン本来の味わいと、さっぱりしたかんきつ類の爽やかな香りが特徴。沖縄の素材にこだわり、シークヮーサーやゴーヤー、グアバの葉など6種類の香味植物を採用した。

 6日に琉球新報社を訪れた同社特販部の東政芳次長は「沖縄の素材を使って、沖縄らしさを前面に出した。カクテルやロックでも楽しめる」とアピールした。ジンは海外でも人気があり、外国人観光客への販売や海外輸出も検討している。

 アルコール度数は47度。700ミリリットルの瓶入りで、税別3千円。