琉球新報社 卓球の後期日本リーグ１部京都大会は１８日、京都ハンナリーズアリーナで行い、琉球アスティーダはリコーに３―１で勝ち、１部初白星を挙げ、続く愛知工業大戦も３―２で制した。通算成績は２勝４敗。全８チーム中、２勝が３チームおり、得失率の差でアスティーダは７位。信号器材が６敗し最下位が決定。２部へ自動降格となる。１９日が大会最終日で、アスティーダは信号器材と対戦する。
◇残留へ、降格圏脱出
後期に１部に昇格した琉球アスティーダが初勝利を手にした。リコーに３―１、愛知工業大に３―２とこの日は連勝、順位も上げた。外間政克監督は「格上相手に２つ勝利できてびっくりしている。１部残留の目標も近づいた」と喜びをかみしめた。
２つの勝利にはダブルスの小澤吉大・久住昭博組の活躍があった。１７日にダブルスで勝利を手にした小澤・久住はこの日もプレーは安定。台上での短いラリーや相手のボディーへのショットで相手に強打を打たせないようにし、甘いボールには積極的に決めにいき、勝利を呼び寄せた。
２勝したことで２部への自動降格圏から脱出した。残留の可能性も見えてきた。外間監督は「（最終戦も）しっかり勝って１つでも上の順位、１部に残り再びホームマッチ開催を目指したい」と力を込めた。
