【沖縄】4月22日投開票の沖縄市長選で、現職の桑江朝千夫氏(62)が16日、沖縄市内で記者会見し、2期目に向け、正式に出馬表明した。無所属で出馬し、自民、公明、維新の各党に推薦を求める予定。桑江氏は「福祉の向上や子育て支援の充実など、さまざまな課題が累積している沖縄市をさらに前へ発展させる」と決意を語った。
前回選挙で自身が掲げた公約「くわえビジョン」について「さらに進めていかないといけない」と述べ、待機児童の解消や1万人規模の多目的アリーナ建設計画に注力する方針を示した。市の課題については「(子どもの)学業支援や居場所づくりなどの問題がある」と話し、子どもの貧困問題に取り組む姿勢も示した。
市長選を巡っては、市議会野党も候補者選考を続けている。
桑江 朝千夫氏(くわえ・さちお)1956年1月生まれ、市住吉出身。日大卒。市議、県議を経て、2014年3月から現職。