浦添西海岸道、歩けるのは最初で最後 開通前にマラソン&ウオーク


この記事を書いた人 志良堂 仁
午前9時に始まった「夢のかけはし リレーマラソン&ウォーク」で、一斉に走り出す出場者ら=11日午前9時、浦添市の西海岸道路

 【浦添】浦添市西洲と宜野湾市宇地泊を結ぶ西海岸関連道路の開通記念イベント「夢のかけはし リレーマラソン&ウォーク~西海岸関連道路開通マジか!!!」(主催・浦添市西海岸関連道路イベント実行委員会)が11日、臨港道路浦添線と浦添北道路の境目のメーン会場で始まった。自動車専用道となる浦添北道路は18日の開通後は歩行はできないため、一度切りのイベントを楽しもうと、市内外から大勢の人が参加し、さっそうと西海岸道路を駆け抜けた。

 青空が広がる中、午前9時からは5人1組のチームで計21キロを走るリレーマラソンが実施された。229チーム(計1145人)が出場。序盤からハイペースの走りでタイムを競うチームの他、西海岸関連道路から見える景色を楽しみながら走るチームもあった。
 午後1時から開始されるウォークには3123人が出場する予定。
 開催日が東日本大震災が発生した3月11日となったことから、開始前に出場者や関係者らが黙とうをささげた。地震が発生した午後2時46分にも黙とうをささげる。【琉球新報電子版】