新たに2人感染 県内はしか65人に 感染力弱い「修飾麻疹」19人


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はしか予防のため混合ワクチンを接種する子ども=12日、本島南部の小児科医院

 沖縄県地域保健課は19日、新たに30代の女性2人に麻疹(はしか)の感染が確認されたと発表した。県内では4年ぶりとなるはしかの感染が3月下旬に確認されて以降、患者は計65人となった。

 判明した2人は、いずれも那覇市在住。そのうち1人の女性は、はしか患者と接触した5日後に予防接種を受けており軽症という。女性の接種歴は3回だった。もう1人の女性の接種歴は1回。

 また、県はこれまで発症した患者65人のうち、19人は症状が軽く周囲への感染力も弱い「修飾麻疹」だったと明らかにした。【琉球新報電子版】