8月11日に県民大会 3万人超目標 辺野古土砂投入阻止


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局が8月17日に土砂投入を開始すると沖縄県に通知したことを受け、「辺野古に新基地を造らせないオール沖縄会議」は20日、那覇市内で幹事会を開き、8月11日に土砂投入阻止に向けた県民大会を開くことを決めた。3万人以上の参加を目指す。同日午前11時から那覇市の奥武山公園陸上競技場で開く。翁長雄志知事にも参加を要請する。

 7月7日正午には名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で「ジュゴン・サンゴを守れ 土砂投入を許さない辺野古新基地建設断念を求める県民集会」を開くことも決めた。2千人以上の参加を目指す。

 幹事会後の記者会見で山本隆司事務局長は「辺野古新基地を許さないという闘いがヤマ場にきている」と述べ、一連の行動や大会を通じて改めて県民世論を喚起し、新基地建設阻止の流れをつくりたいとの考えを示した。高良鉄美共同代表は「『私たちは諦めない』ということを改めて示したい」と強調した。