【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴う新基地建設で22日、米軍キャンプ・シュワブ沖合の「K9護岸」では、台船から砕石を搬入する作業が確認された。
「K4護岸」では護岸造成工事が進められ、市民らは早朝から抗議船3隻、カヌー14艇で海へ繰り出し、抗議した。
両端から埋め立てられるように工事作業が進められている「K4護岸」は、残り数百㍍でつながる状態にまで進んでいる。
海上で抗議活動をしていた市民の一人はこの日、ウミガメを目撃したようで、工事現場に向かって「沖縄の海を埋めるな」「砕石は要らない、基地は要らない」と大声で訴えた。【琉球新報電子版】