護岸周辺にオイルフェンス設置 辺野古新基地建設


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土砂の投入が予定されている「N3」護岸(右)と「K4」護岸周辺に設置されたオイルフェンス=14日午前9時すぎ、名護市辺野古の沖合

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で14日午前、8月にも沖縄防衛局が土砂を投入する区域の「K4」と「N3」の両護岸周辺にオイルフェンスが設置されているのが確認された。

 K4護岸がN3護岸と接続するまで、残り数十メートルに近づいている。

 台風8号対策で取り払われていたオイルフェンスを再設置する作業や、トラックが通れるようにするために護岸上に鉄板を設置する作業が進められた。海上では市民がカヌー16艇、抗議船4隻を出して、工事に反対した。

 ゲート前では工事車両による資材搬入はなかった。【琉球新報電子版】