2日間で9700人に影響 航空機 63便が遅れや欠航


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 那覇空港に着陸した航空自衛隊那覇基地所属・E2C早期警戒機のタイヤがパンクして動けなくなり、1時間41分にわたって滑走路が閉鎖されたトラブルの影響は18日も続いた。航空機が予定地に到着できなかったため、日本トランスオーシャン航空(JTA)の4便が欠航。琉球新報のまとめでは17、18日の2日間で少なくとも63便で遅れや欠航などが発生し、9700人の足に影響が出た。

 JTAによると、18日の欠航は東京発宮古行きと宮古発那覇行き、東京発久米島行きと久米島発那覇行きの計4便で、乗客394人に影響。那覇空港を発着する便だけでなく、機材繰りができずに県外の便にも余波が広がった。ピーチ・アビエーションでは17日、那覇発福岡行きの便が欠航になったため、福岡発関西行きの便が運航できなかった。