那覇市長選 現職の城間幹子氏が正式に出馬表明


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那覇市長選への出馬を表明した城間幹子氏(中央)=24日午後、那覇市のかりゆしアーバンリゾート・ナハ

 10月21日投開票の那覇市長選挙で、現職の城間幹子氏(67)が24日、那覇市の沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハで記者会見を開き、出馬を正式に表明した。

 22日に出馬を表明した自民党県連会長代行で県議の翁長政俊氏(69)と事実上の一騎打ちとなる。

 城間氏は、給付型奨学金の給付、小学校入学準備金支給の創設、性の多様性を尊重するレインボーなは宣言など、1期4年の実績を強調し「那覇市の発展に尽くしたい思いが高まった」と出馬を決意に至った思いを語った。2期目は協働のまちづくりや経済振興に継続して取り組むとして「協働によるまちづくりを土台とした施策を市民と共につむいでいきたい」と訴えた。

 米軍普天間飛行場の辺野古移設については「新しい基地はいらない」との見解を示した。

 城間氏は1980年に教員採用され、市学校教育部長、市教育長、副市長を経て2014年11月の市長選で初当選し、現在1期目。【琉球新報電子版】