沖縄県の撤回判断注視 政府 防衛相「大変残念だ」


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 【東京】翁長雄志知事の死去を受け政府関係者は8日夜、辺野古新基地建設の埋め立て承認の撤回に向けた9日の聴聞は予定通り、手続きを踏まえて臨む方針だと説明した。翁長知事が公言していた撤回の判断を巡っては、県知事の職務代理者となった副知事の今後の判断を注視する姿勢を示した。

 小野寺五典防衛相は8日夜、「慰霊の日の追悼式が直接会えた最後の機会となった。痩せておられ心配していた。県議時代から長くお付き合いし、さまざまな思い出がある。大変残念だ。心からお悔やみを申し上げる」とするコメントを出した。9日の聴聞の後、防衛省が予定する17日の土砂投入までの間に知事の職務代理者の判断について、政府関係者は「撤回すれば国から訴えられるかもしれないリスクを抱え、その間でのせめぎ合いでどうなるか読めない」と述べた。