辺野古海上で抗議 土砂投入や工事は確認されず


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海上でプラカードを掲げ抗議する市民ら=17日午前、辺野古海上

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で17日午前、辺野古の海上では抗議船3隻、カヌー約40艇に乗った市民らが抗議集会を開いた。

 市民らは「海を守ろう」などを書かれたプラカードを掲げ、「違法工事はやめろ」「サンゴを殺すな」と訴えた。

 約10年前から辺野古に足を運んでいるという女性は「工事によって海の生き物が甚大な被害を受ける。工事を進めさせない」と語った。

 17日午前中の時点では埋め立て土砂の投入や護岸工事、工事用ゲートからの資材搬入は確認されていない。【琉球新報電子版】