台風19号、20日から沖縄地方へ接近 台風20号も発生


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 大城 周子
19日午前10時20分時点の衛星画像(ひまわりリアルタイムWebより)

 強い台風19号(ソーリック)は、19日午前9時現在、東京都・小笠原諸島の父島の西南西約390キロにあり、ゆっくりした速さで西北西へ進んでいる。

 20日から21日にかけて沖縄地方に接近する恐れがあり、大東島地方では20日夜は非常に強い風が吹き、沿岸の海域では大しけとなる見込み。

 また、18日午後9時に台風20号(シマロン)も発生した。台風20号は19日午前9時現在、トラック諸島近海にあり、19号を追うように北西へ進んでいる。

台風19号と20号の経路図(19日午前9時現在、気象庁HPより)

 19日午前9時現在、台風19号の中心気圧は955ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は60メートル。中心の北西側150キロと南東側110キロの範囲は風速25メートル以上の暴風域となっている。
 
 大東島地方は台風の接近により20日午後は次第に北西の風が強く吹き、夜遅くには非常に強い風が吹く見込み。台風の進路によっては大東島地方は21日、暴風となる恐れがある。
 
 沖縄本島地方沿岸も20日からうねりを伴い波が高くなる見込み。台風の進路によっては21日から大しけとなる。

 8月に入って台風の発生が相次いでおり、20号の発生で8月に入り8個目。
【琉球新報電子版】