豊見城市長選:山川仁氏が当選確実 玉城県政の運営に追い風


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握手で支持を訴える山川仁氏=13日、豊見城市の上田交差点

 【豊見城】任期満了に伴う豊見城市長選は14日、投開票され、無所属新人の山川仁氏(44)=社民、共産、社大、自由、国民民主、立民推薦=が当選確実となった。

 玉城デニー知事が誕生して初の県内市長選となった同市長選で、玉城知事が支援する山川氏が当選確実となり、玉城県政の運営に追い風となりそうだ。

 期日前・不在者投票を含めた総合計の投票率は53・28%で、前回2014年の53・46%より0・18ポイント下回った。

 山川仁氏は「事業仕分け」による行財政改革や子育て支援策を重要政策に掲げ市政刷新を訴えた。9月の県知事選で当選した玉城知事や、県政与党からの支援を受け、辺野古新基地建設反対も明言し選挙戦を展開し、支持を広げた。

 市の当日有権者数は4万8141人(男性2万3377人、女性2万4764人)。投票者数は2万5651人。【琉球新報電子版】