ぜひ、日本シリーズへ 議場がカープ一色に キャンプ地の沖縄市議会 全議員、執行部がウインドブレーカーで出席


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全員が赤のウインドブレーカーを着用して開会した沖縄市議会本会議=17日午前10時すぎ、同市議会本会議場

 【沖縄】プロ野球広島東洋カープがキャンプを張る沖縄市の市議会(小浜守勝議長)は、17日から始まるクライマックスシリーズで日本シリーズ進出を懸けて戦う広島を応援しようと、同日の9月定例会本会議に全議員がカープカラーのウインドブレーカーを着用して臨んでいる。

 昨年に続いての取り組み。ことしは事前の議会運営委員会で確認し、17日の一般質問から着用を開始した。議運の喜友名朝彦委員長は「沖縄市の元気にもつながると全員一致で実施が決まった」と話す。

全員が赤のウインドブレーカーを着用して開会した沖縄市議会本会議=17日午前10時すぎ、同市議会本会議場

 17日の本会議は全議員30人に加え、相対する桑江朝千夫市長ら執行部側も全員がカープレッドのブレーカーを着用。小浜議長は冒頭「ぜひ勝ち抜いて日本シリーズに進出してもらいたい」とエールを送った。

 質問に入る前にカープへの期待を述べたり、サッカーJ3のFC琉球の躍進に喜びを語る議員もおり、沖縄市にゆかりのあるプロスポーツへの応援一色の議場となった。

 沖縄市は市民らが集まって応援できるよう19日のクライマックスシリーズ第3戦までのパブリックビューイングを開催する。コザミュージックタウンの1階音楽広場で、各日午後6時から。【琉球新報電子版】