伊江島パラシュート訓練、フェンス外に降下 防衛局「提供施設内」


この記事を書いた人 Avatar photo 宮城 久緒
伊江島(資料写真、記事と写真は直接関係はありません)

 【伊江】18日午後2時45分ごろ、米軍伊江島補助飛行場でパラシュート降下訓練中だった米兵2人がフェンス外の未耕作地に降下した。沖縄防衛局によると、降下地点は提供施設内。

 米軍によるパラシュート降下訓練は1996年の日米特別行動委員会(SACO)合意に基づき読谷補助飛行場から伊江島に移転された。訓練実施について米軍や防衛局から村への事前通知は定められていない。これまでも米兵や車両などが民間地に落下する事故が何度も起きている。

 沖縄防衛局は「米側に対して事実関係を確認するとともに安全管理の徹底を申し入れている」と話した。【琉球新報電子版】